物語16(シン・ウラシマ) SHIN-URASHIMA

真・浦島 SHIN-URASHIMA1
『こらっ!亀をいじめるのはやめなさい!』

真・浦島 SHIN-URASHIMA2

真・浦島 SHIN-URASHIMA3

真・浦島 SHIN-URASHIMA4
亀『なに見てんだよ貧乏漁師』

男『なっ…なんだと!』

亀『なんだ、おまえ怒っても間抜けヅラだな、ぼんくら漁師』

シン・ウラシマ② SHIN-URASHIMA

シン・ウラシマ② SHIN-URASHIMA2

シン・ウラシマ② SHIN-URASHIMA3

シン・ウラシマ② SHIN-URASHIMA4

シン・ウラシマ② SHIN-URASHIMA5

シン・ウラシマ② SHIN-URASHIMA6

シン・ウラシマ② SHIN-URASHIMA7

シン・ウラシマ② SHIN-URASHIMA8

シン・ウラシマ② SHIN-URASHIMA9

シン・ウラシマ③ SHIN-URASHIMA1
男『亀!』

シン・ウラシマ③ SHIN-URASHIMA2
亀『目が覚めたか?貧乏漁師』

シン・ウラシマ③ SHIN-URASHIMA3
男『貧乏漁師じゃない!ぼくは浦島太郎だ… ここはいったいどこなんだ?』

シン・ウラシマ③ SHIN-URASHIMA4

シン・ウラシマ③ SHIN-URASHIMA5

シン・ウラシマ④ SHIN-URASHIMA1
乙姫『もう大丈夫そうね、よかったわ太郎ちゃん! あたしは乙姫…でここは竜宮城っていうところなんだけど、聞いたことないかしら?』

太郎『はあ、あの…僕はどうしてここに?』

シン・ウラシマ④ SHIN-URASHIMA2
乙姫『あらやだ! 亀きちは何も説明しないで太郎ちゃんを連れてきちゃったの?だめね。

じつはね、
今この竜宮城は若い人がいなくなってお年寄りばかりになっちゃったのよ。それでいろいろと人手が足りなくて困っているというわけ。

大きなお城でしょ、男手がとくに足りなくて…それでね、亀きちにお子ちゃまでもいいから何人か連れてきてって頼んだの。

でも連れてくるならちゃんと説明しなくちゃダメじゃない亀きち…これじゃまるで、ふふっ、人さらいみたいじゃないの、

やだわ、ほっほほほほ』

シン・ウラシマ④ SHIN-URASHIMA3

シン・ウラシマ④ SHIN-URASHIMA4

シン・ウラシマ④ SHIN-URASHIMA5

シン・ウラシマ④ SHIN-URASHIMA6
乙姫『とりあえず明日は壁の修理からお願いするわね太郎ちゃん。亀きち!太郎ちゃんのごはんテキトーによろしく。』

シン・ウラシマ⑤ SHIN-URASHIMA1

シン・ウラシマ⑤ SHIN-URASHIMA2

シン・ウラシマ⑤ SHIN-URASHIMA3

シン・ウラシマ⑤ SHIN-URASHIMA4

シン・ウラシマ⑤ SHIN-URASHIMA5

シン・ウラシマ⑤ SHIN-URASHIMA6

シン・ウラシマ⑤ SHIN-URASHIMA7

シン・ウラシマ⑥ SHIN-URASHIMA1

シン・ウラシマ⑥ SHIN-URASHIMA2

シン・ウラシマ⑥ SHIN-URASHIMA3
乙姫『あら太郎ちゃん、よく働いてくれているようねえ。何かご褒美あげなくちゃいけないかしら。そうね…食べたいものがあったらなんでも言っていいわよ。鯛でも鮃でも、なんなら亀でもいいのよ。ふぉほほほほ。』

シン・ウラシマ⑥ SHIN-URASHIMA4
太郎&亀きち『…』

シン・ウラシマ⑥ SHIN-URASHIMA5
乙姫『そうだ、こんど私の部屋に遊びにこない? … 太郎ちゃん。ふふふ。』

シン・ウラシマ⑥ SHIN-URASHIMA6

シン・ウラシマ⑥ SHIN-URASHIMA7

シン・ウラシマ⑥ SHIN-URASHIMA8

シン・ウラシマ⑦ SHIN-URASHIMA1

シン・ウラシマ⑦ SHIN-URASHIMA2
太郎『なあ亀きち…もう僕を陸に戻してくれないか。この通りだ。』

シン・ウラシマ⑦ SHIN-URASHIMA3
亀きち『おまえの気持ちもわかるよ浦島。実はな、あの乙姫はずっとむかしは陸に住んでたんだよ。でもやたら悪さばかりするから神仏の怒りを買って海の底へ追いやられた…そういう古い妖怪なんだ。』

太郎『えっ、妖怪だって?そうだったのか!』

亀きち『俺だって好きでここにいるわけじゃないんだよ浦島。あいつに逆らうとひどい目にあうから… 俺の友達なんかあいつに逆らって甲羅をはがされて、代わりに大きなタコをくっつけられたんだ。その辺にいる人魚たちだって、もとは陸にいた村の人たちなんだけど乙姫が面白がってあんな風にしてしまったんだよ。』

太郎『なんてひどいことを!』

亀きち『わかったよ浦島、今夜こっそり陸に帰してやるよ。乙姫にはあとでテキトーに話しておくから。(浦島もそろそろ限界か… 城内の修理もほとんど終わったし帰してやるか)』

太郎『本当か亀きち!ありがとう!』

亀きち『こら静かに…乙姫に悟られたら終わりだぞ。』

シン・ウラシマ⑦ SHIN-URASHIMA4

シン・ウラシマ⑧ SHIN-URASHIMA1

シン・ウラシマ⑧ SHIN-URASHIMA2

シン・ウラシマ⑧ SHIN-URASHIMA3

シン・ウラシマ⑧ SHIN-URASHIMA4

シン・ウラシマ⑨ SHIN-URASHIMA1
太郎『やっぱり陸はいいなあ…ありがとう亀きち、お土産までもらって。』

亀きち『浦島、大きい声じゃ言えないけどよく聞けよ … それ、開けない方がいいぞ』

太郎『え?』

シン・ウラシマ⑨ SHIN-URASHIMA2

シン・ウラシマ⑨ SHIN-URASHIMA3
亀きち『つまり、俺なら絶対開けないっていうことだ。わかるよな浦島』

シン・ウラシマ⑨ SHIN-URASHIMA4
太郎『あ?ああ…じゃあ、ありがとう亀きち。(なんだか気味が悪いな、これあとで捨てようかな…亀きちが見えなくなったら…)』

シン・ウラシマ⑨ SHIN-URASHIMA5

シン・ウラシマ⑨ SHIN-URASHIMA6
『ああっ!』

シン・ウラシマ⑨ SHIN-URASHIMA7

シン・ウラシマ⑨ SHIN-URASHIMA8

シン・ウラシマ⑨ SHIN-URASHIMA9

シン・ウラシマ⑨ SHIN-URASHIMA10

シン・ウラシマ⑩(最終回) SHIN-URASHIMA1

シン・ウラシマ⑩(最終回) SHIN-URASHIMA2

シン・ウラシマ⑩(最終回) SHIN-URASHIMA3
乙姫『ああやっぱり陸はいいねえ!また昔みたいにひと暴れしたくなってくるよ。ふふふ… 確かに亀きちの言うとおり、 太郎ちゃんと一緒なら陸でまたうまくやっていけそうな気がするよ。』

シン・ウラシマ⑩(最終回) SHIN-URASHIMA4

シン・ウラシマ⑩(最終回) SHIN-URASHIMA5

シン・ウラシマ⑩(最終回) SHIN-URASHIMA6

シン・ウラシマ⑩(最終回) SHIN-URASHIMA7
乙姫『よろしくね太郎ち…あら、あたしのおしろいかぶって髪がまっ白じゃないの。太郎ちゃんまだ若いのにおじいさんみたいよ。ほっほほほほ…ふぁっはははは!』

シン・ウラシマ⑩(最終回) SHIN-URASHIMA8
太郎『亀きち… 』

シン・ウラシマ⑩(最終回) SHIN-URASHIMA9
亀きち『( もう箱を開けたのか…もう少し賢いと思ってたけど、だめだな浦島。少しかわいそうなことをしたか…でも海の中はこれでしばらく平和になる。…がんばれよ浦島)』

シン・ウラシマ⑩(最終回) SHIN-URASHIMA10

《終わり》

ほかの物語は一覧に戻ってからご覧ください。