狸娘 手習師匠に惚れる TANUKI

狸娘 手習師匠に惚れる TANUKI

『(だめよ!だめだめ、人間に惚れちゃだめ!)』

このあとどうしようかな?

今回は顔の中を0.1ミリのペン、それ以外を極細筆ペン(美文字ペン)で描いてみました。

このあたり、試行錯誤状態でなかなか決まらず。

前回の狸はほとんどの線が極細筆ペン(完美王)でした。

美文字ペンの極細は筆ペンといってもサインペンに近い感じ、完美王は極細といってもとても柔らかく気を抜くと線がかなり太くなることもあります。

まあどちらにしても使いこなすしかないかな。

女郎蜘蛛のお嬢(color) JOROGUMO

女郎蜘蛛のお嬢(color) JOROGUMO

女郎蜘蛛のお嬢さんに色をつけてみました。

筆のときは後ろに細かく蜘蛛のデザインをしていましたが、今回はシンプルで渋い感じにしました。

決して面倒くさいからではありません。

決して面倒くさいからではありません。

妖怪からす誕生 KARASU

妖怪からすの誕生

これくらいのサイズだと筆で描きやすい。

この絵は下書きの段階でずっと違和感があり、どこかが変で、なぜだろう?と思っていたら、首をしっかり描いていたのが原因だとわかった。

赤ん坊には首がないのだ。

若い猫又の修行(座禅) NEKOMATA

若い猫又の滝修行(座禅) NEKOMATA

修行中の猫又くん、今日は座禅に挑戦です。

『なんか違ってるかにゃ?』

これくらいのサイズだと筆ペンよりも極細ボールペンの方がよかったのかな、と思ったりします。

でも米粒に絵を描く人がいるくらいだし、修行あるのみかな?

(今回、背景の線と猫のひげは極細ペンで描きました。)

九尾の狐と狐火 KITSUNE

九尾の狐と狐火

九尾の狐はもともと中国神話の中では神獣で善なる存在だったようですが、いつの頃からか悪役妖怪キャラになってしまったようです。

狐火を描くにあたって当然背景は夜、まっ黒にしたいけどインクの減りが心配で意味不明な雲のようなものを描いたわけです。でも広重先生の名所江戸百景みたいに大木を描いた方がよかったかな。

広重のきつね

デジタルにする時はこんな雰囲気にしてみたい。さすがは広重先生。

狸娘お茶を習う TANUKI

狸娘お茶を習う TANUKI

人間 『どうかしました?』

妖怪 『この茶釜を見ていたら気持ちが、何というか… 』

人間 『気持ちがどうなるんです?』

妖怪 『そうですね… 気持ちがぶんぶくします。』

人間 『ぶんぶく? 面白いことを言う方ねぇ。その頭の葉っぱも面白いけど。』

人間を観察し変身術に磨きをかけるため、お茶を習い始めた狸娘でした。

今日は線を筆ではなく0.1ミリのペンで描いてみました。扱いやすい反面、やはり迫力はなくなりますね。まあ0.1ミリと言っても少し使うとすぐ0.3ミリくらいになりますが。

さあ明日はまた筆で描きましょう。

あっ、狸娘の帯の後ろ側、色塗るの忘れた。

「伝統工芸品の怪」おわり KARASU

伝統工芸品の怪おわり KARASU

『みんな、もうお帰り。家についたら妖力が無くなるようにしてあるから。』

これにて「日本伝統工芸品の怪」を終了いたします。

m(_ _)m

なお次回より「江戸日用雑貨の怪」が始まる予定はありません。

さて、白蛇さんのあたりから何となく連作になってここまできましたが、描いていてけっこう面白かった。

またこんな感じでやってみたい。

妖怪からす父の力 KARASU

からす父の力 KARASU

娘(姉)『招き猫から邪気が消えていく… さすがだわお父さん、私の負けね。』

父『今日は久しぶりに(120年ぶり)みんなでご飯を食べよう。お母さんも会いたがってるし、おまえたちの他の五羽の兄弟も呼んである。』

娘(妹)『やっぱりお腹出すぎよ、昔は戦闘モードかっこよかったのに。』

おすすめの消しゴム

おすすめの消しゴム

ずっとトンボのMONO消しゴムを使っていたのですが、たまたまとあるホームセンターで見かけた写真左下の消しゴムがとても素晴らしかったのでご紹介します。

メーカーはPLUSさん。商品名はW AIR-IN(ダブルエアイン)。

裏の解説には、『2種類のエア配合、エア入りカプセルパウダーと多孔質セラミックス・パウダーの働きで、軽くスッキリ消すことができます。』とあります。

使ってみて驚きました。本当に軽くよく消えます。慣れたら細い消しゴムもいらなくなりそう。

PLUSさんありがとう。

追記:2018/07/13

その後、「AIR」のつく消しゴムを二種類買ってみました。トンボとペンテルですが、このPLUSの消しゴムには全然かないません。

この消しゴム(ダブルエアイン)が今のところ最高ランクです。