才右衛門診察その2 SAIEMON

才右衛門診察その2 SAIEMON
ろくろっ首のお菊『先生、寝違えちゃって首が痛いんです。』

才右衛門『どの辺かな?』

才右衛門診察その2 SAIEMON
お菊『首の後ろの方です。』

才右衛門『だからどのあたり?って聞いてるんです。』

お菊『…先生、怒ってます?』

才右衛門診察その2 SAIEMON
のっぺらぼうのお鶴『先生、あたしのお薬また坐薬ですかぁ?』

才右衛門『そんなこと言ってもあなたの場合は仕方ないでしょ。』

お菊『先生やっぱり怒ってるわ。』

今日はこの親友の二人に登場してもらいました。シリーズ化するとは言ったものの、診療所のお話なんていうのは動きも少ないしちょっと大変かも。

まあやれるだけやってみよう。

九尾の才右衛門登場!KITSUNE

九尾の才右衛門登場!KITSUNE
おばば(江戸一番の霊能者)『おやどうしたんだい?なんだか顔色が悪いね。』

町娘の幽霊『はい、昨日からなんだか気も体も重くて… 』

おばば『おや、体が重いわりにはよく浮いていられるねえ。でもまあしょうがないさ、この季節じゃまだ幽霊の需要も少ないから、みんな気が滅入って具合が悪くなるのもわかるよ。知り合いの町医者のところにでも行ってみるかい?幽霊でも妖怪でもなんでも診てくれる良い医者だから。』

九尾の才右衛門登場!KITSUNE

九尾の才右衛門登場!KITSUNE

九尾の才右衛門登場!KITSUNE
おばば『こんにちは才右衛門さん。』

才右衛門『これはおばばさま、今日はどうしました?腰ですか?』

九尾の才右衛門登場!KITSUNE
おばば『今日はあたしじゃないんだ。この娘なんだけどね、体も気も重いって言うからちょっと見てくれないかね…』

九尾の才右衛門登場!KITSUNE
才右衛門『そうですか、それじゃあまず顔の色具合から見てみましょう。ちよっとあごを上げてみてください。』

才右衛門『おお、これは驚いた。』

幽霊『あの…なにか?』

才右衛門『これは失敬、いやこんなに美しい女の人はあまり見たことがないなと思いまして。』

九尾の才右衛門登場!KITSUNE

九尾の才右衛門登場!KITSUNE
才右衛門『あれ、消えた… 患者さんどこへ行ったんでしょう。』

おばば『うん、成仏したみたいだねえ… あの娘の心の内はもう分からないけど、この世で未練を思う必要がなくなったんだ… ともあれさすが才右衛門さんやっぱり名医だ、はっははは!』

才右衛門『いやそんな。』

九尾の才右衛門登場!KITSUNE
おこん『あんた、調子に乗ってんじゃないよ。』

久しぶりに短い物語を描きました。この町医者はおこんの年下の婿で名を(九尾の)才右衛門といい、稲荷神社の境内で診療所を開いています。これまで狐の姿などで何回か出てきていますが、まだ人間に変身した顔は描いたことがありませんでした。

久しぶりに一気に何枚も描いて、結局三枚も描き直した😆急いで描くのはダメだね。

2020 今年初おこん OKON

2020 今年初おこん OKON

そういえば今年になってまだ狐も狸も烏も描いていませんでした 🦊

ちょっと顔が気に入らないけど、なんかこの日はこれ以上のものは描けなかった。

(ちょっとキツすぎるかな)

そんな日もある。

傷だらけのおこん(描き直し) OKON

傷だらけのおこん(描き直し) OKON

傷だらけのおこん(描き直し) OKON

いままで描いた物語系の絵を少しまとめていたところなのですが、この場面のおこんの顔があまりにも変だったので描き直しました。おこんが近くの八幡神社の狛犬二匹とケンカをして帰ってきたという設定です。セリフも入れておきますね。

お玉『お母さんどうしたの!大丈夫?』
母狐『今そこで狛犬とケンカしてきた。二匹で挟み撃ちしてくるから少し手こずったよ。』

インスタで最初投稿したものはアーカイブしています。

おこんに怒られました。KITSUNE

おこんに怒られました KITSUNE

『裸が描きたくなったから着物を脱いでくれだって⁉︎ 冗談じゃないよこの変態絵描き!あたしが誰だか忘れたのかい?平安の大妖怪玉藻前の直系五代目おこんだよ。あんた最近お気に入りの大女将にでも頼んだらどうだい!』

😆すみません。

やっぱりいきなりおこんはマズかったか。

あっ、地獄のノリカなら…🤣

からすの黒兵衛登場3 KUBOBEI

からすの黒兵衛登場3 KUBOBE1
黒兵衛『(今日も収穫なしか…狐のところにでも寄ってみるか)』

からすの黒兵衛登場3 KUBOBE2

からすの黒兵衛登場3 KUBOBE3
お玉『あっ、からすのおじさん!』

黒兵衛『あれ?お玉ちゃんか。お母さんはいるかい?』

からすの黒兵衛登場3 KUBOBE4
おこん『あら珍しい、烏の頭領が狐の棲家に。』

(積もる話あれこれ…)

黒兵衛『ところでおこん、おまえさん最近江戸のようすがおかしいと思ったことはないか?』

おこん『さあどうだろうか、あたしら狐は烏や狸ほど町や人間には興味がないからねえ。で?なんかあったのかい?』

黒兵衛『ああ、まだわからないが何かが起きている。おこん、いざというときは力になってもらうぞ。』

からすの黒兵衛登場3 KUBOBE5

からすの黒兵衛登場3 KUBOBE6

からすの黒兵衛登場3 KUBOBE7
黒兵衛『それじゃあ、才右衛門くんによろしく。お玉ちゃんまたね。』

おこん『町のことなんかで駆けずり回って…相変わらずよくわからない男だよ。』

ちょっと説明…妖怪からす黒兵衛の奥さん(黒乃)とおこんは幼なじみです。「才右衛門」はおこんの亭主の名で才右衛門は全国妖怪格闘技選手権大会三連覇中の強者(でもおこんよりは弱い)また才右衛門のちょい悪な飲み友達は狸の茶太郎で、これはお玉の友達の茶子の父ですが…これはどうでもいいですね😁

みこさんの新型箒2 KITSUNE

みこさんの新型箒2 KITSUNE1
巫女さん『(もしかしたらと思ったけど…きつねさん追いかけてこなかったみたい)』

みこさんの新型箒2 KITSUNE2

みこさんの新型箒2 KITSUNE3
おこん『おじさんいつもの。』

おじさん『あっ奥さん毎度、きつねうどんですね。』

おこんは普段(巫女さん以外の)人間の前では耳も消して人間になりきります。が、このそばやのおじさんはもしかしたら狸ではないかとずっと前から疑っているのです。

みこさんの新型箒 KITSUNE

みこさんの新型箒 KITSUNE1
巫女さん『お出かけですか?(れれれのれ)』

おこん『ええ、ちょっとそこまで。(あれから少しは元気になったみたいね)』

巫女さん『そうですか。じゃあまた今度ぜひ。』

みこさんの新型箒 KITSUNE2
おこん『それ新式の箒かい?』

巫女さん『ええ、古文書にあったのを作ってみたんですけど、とてもよく飛ぶんです。』

みこさんの新型箒 KITSUNE3

みこさんの新型箒 KITSUNE4

みこさんの新型箒 KITSUNE5

みこさんの新型箒 KITSUNE6

みこさんの新型箒 KITSUNE7
『へぇーやるじゃないか(あの速さじゃもうかなわないかもねぇ…)』

もう対抗心は沸かないのかな?

ほんと描いててもおこんの性格がよくわからなくなってきた。

おこんと江戸最新式の日傘 OKOAN

おこんと江戸最新式の日傘1

おこんと江戸最新式の日傘2
おこん『毎日暑い中ご苦労さん。いい物持ってきたわ、これ江戸の最新式の日傘よ。』

手下『でも…なんかこれかっこ悪くないですかおこんさん。』

おこんと江戸最新式の日傘3
おこん『そんなことないよ、ほらよく見りゃけっこう似合ってるよ。』

おこんと江戸最新式の日傘4
『… 』

おこんの顔はいつまでも安定しない。

イメージが確定されてないということか。

巫女さん何を思う!6 MIKOSAN

巫女さん何を思う!6 MIKOSAN1

巫女さん何を思う!6 MIKOSAN2
『ただいま、あ(阿)っちやん、うん(吽)ちゃん … あら、あっちゃんは口閉じちゃだめじゃない。』

巫女さん何を思う!6 MIKOSAN3

巫女さん何を思う!6 MIKOSAN4
『疲れたときはやっぱりこの姿がいちばん楽だわ … お前たち、仕事サボるんじゃないよ。』

巫女さん何を思う!6 MIKOSAN5

昨日で終わりでもよかったのですが、二人の帰りが心配だったので追加しました😁 巫女さんは八幡神社、おこんはその近くの稲荷神社へ。

さあ明日からはまたテキトーモードだ😆