狐の姉さんに色をつけてみました。
どんな頭巾の色にしようか少し迷いましたが、とりあえず狐色…に近い色で。
鯨に乗った妖怪 KUJIRA
鯨『まったく人使い（鯨使い）の荒い女（妖怪）だ。』
イルカに乗った少年よりも強気な彼女には鯨も少し迷惑している様子。
いつか国芳先生のような波を描いてみたい。
丑の刻参り５（対決） USHINOKOKU-MAIRI
女1『なんで彼女がこんなところに！』
女2『やっぱり私を呪うつもりね…こうなったら追い越して私が先に！』
“いいね”が少ないこの意味不明なシリーズもだんだんエスカレートしてまいりました。
龍のお昼寝 RYU-DRAGON
『静かに。いまお昼寝中みたいよ。』
ずっと猫ばかりでしたが、たまには犬にも出てもらいましょう。
ただ、妖怪ということではあまり登場機会は無いかもしれません。「犬神」という妖怪もいるにはいますが、
何を考えているのかよく分からない、”怪しい”というのはやはり猫の方でしょうか。実物を見ていてもそう思います。
猫又一家の酒宴 NEKOMATA
この絵は本所猫又一家創立四百十周年を祝う酒宴に招かれた際に描かせていただいた絵です。（笑）
右にいる貫禄あるの猫が親分、隣は自称奥さん。
奥の襖から顔を覗かせている猫は、手前で手を握っている白く美しい姉が心配な様子。
… 皆それぞれ性格なんかを思いながら描いていますが、一番のお気に入りは、まだ始まったばかりの宴会で早くも酔いつぶれて寝てしまった壁際の若い猫です。
かまいたちの娘 KAMAITACHI
かまいたちの娘が人間に変身してみたら思いのほか上手く化けられたので満足げな様子、という無理な設定でどうでしょう…。
雪中狐 KITSUNE
特注品の頭巾を被る狐姉さん。
この頭巾は “御高祖（おこそ）頭巾”と呼ばれる頭巾で、浮世絵にもよく出てくる防寒用の頭巾（の耳カバー付き特注品）です。
そのうち手動トレースで色をつけてみたい。
にゃんこ吹雪 IREZUMI
『このにゃんこ吹雪を忘れたとはいわせねえぜ！』
刺青をそれらしく描くのはなかなか難しい。
ろくろっ首のお菊さん２ ROKURO-KUBI
この絵は今月末に発売される「MONSTER」というイラスト集に参加させていただいた「ろくろ首のお菊さん」です。
とても良い機会をいただき主催の artbook事務局様に感謝します。
本は「ART BOOK OF SELECTED ILLUSTRATION Monster」というタイトルでamazonでも発売されます。
ちょっと顔大きすぎるよ。
印刷とモニターでは見え方が違う。本にすると綴じ部分が隠れて縦長に見えるので、この絵の場合はもう少し全体を中央にまとめて背景を広くした方がよかった。
烏使いの女３ KARASU-TSUKAI
先日描いた「烏遣いの女２」をillustratorで手動トレースしてみました。
なんとなくポスター風にしてみましたが、筆で書いたときよりも美人になったかもしれません。
自動トレースの研究をしながらも、時間が掛かってもやっぱり手動の方が出来はいいんじゃないか…と心は揺れる次第。
まあいろいろやってみましょう。