『なんかやばそうな奴がいるよっ… 猫ちゃん、すこし急いで!』
『にゃにゃ?』
白蛇さん家からの帰り、まだ酒の残る烏使いのお姉さんの背後に蝙蝠のような怪しい影が迫る!
さっきまで『馬鹿猫』と言われていたのに急に『猫ちゃん』と言われて嬉しい猫はまったく後ろに気づいていない。
江戸川画爛の江戸浮世風絵図 – 妖怪、忍者、侍 etc.
『なんかやばそうな奴がいるよっ… 猫ちゃん、すこし急いで!』
『にゃにゃ?』
白蛇さん家からの帰り、まだ酒の残る烏使いのお姉さんの背後に蝙蝠のような怪しい影が迫る!
さっきまで『馬鹿猫』と言われていたのに急に『猫ちゃん』と言われて嬉しい猫はまったく後ろに気づいていない。
娘『お父さん…』
父『それはまだおまえには無理だ!』
娘『私だって、いつか加賀や能登あたりでたくさんの雷を…』
父『… まずは、出羽の沖あたりでやってみるか?』
娘『えっ!いいの?』
えー、いつも気まま気まぐれ思いつき&技術不足で、同じ設定キャラでも描く度に違う点はどうかお許しをいただきたいと存じます。
m(_ _)m
娘『お父さん…』
父『それはまだおまえには無理だ!』
娘『私だって、もう小さな台風のひとつくらい…』
父『…来年は、春一番でもやってみるか?』
娘『えっ!いいの?』
ここから先は皆さんの想像力でお楽しみくださいませ。
猫 『ねえもう帰ろうよ… こんなに酔って、白蛇さんが迷惑だよぉ。』
女(妖怪)『なに言ってんだいこの馬鹿猫っ…、』『白蛇さぁん?まだ大丈夫ですよねえ?』
蛇 『まぁ…その…あの…』
女(妖怪) 『ほらみなさい!まだ大丈夫なの…』
猫 『…』
蛇 『…』
『良いお酒が入りましたよ。』
烏使いのお姉さんがお酒を持って白蛇さんのところへ挨拶に来ました。
しかし、この背景は無理やりすぎる。
というか急ぎすぎた。
今後の反省材料。
この絵はサモトラケのニケを参考にしました。
坂本家の三毛は参考にしていません。
妖怪より人間の方が怖いですね。(笑)
大福は “daifuku” で通用したりもするようなのでそのまま書きましたが、英語に詳しいサイトによれば rice cake stuffed with red bean paste と書くとなお良いとのことです。
これまで”TANUKI”とタイトルにある絵は4つあるのですが、それらはなんとすべて、変身の”失敗”に関する絵だったのです!
狐や猫は一度も失敗していないのに、これは明らかに狸に対する偏見、ヘイトイラスト以外の何者でもありません。まずは狸一族の皆様にお詫びをいたします。
しかーし!なぜ絵師がこのような偏見を持つに至ったかを調査する意味もあり、とりあえずこのシリーズは継続しますので何卒、何卒お許しくださいますよう申し上げ奉ります。
m(_ _)m
タイトル通り3作目ですが、とかげ?じゃないと思い始めています…。
が、このシリーズは好きなのできっとこれからも続きます。
なんのこっちゃ。
鯰『まったく人使い(鯰使い)の荒い女(妖怪)だ。』
浮世絵でもよく出てくる鯰、昔は今よりも身近な魚だったのでしょう。
初めての鯰は描いてみると何とも面白いのでまたそのうち描くことにしよう。