狐先生『妖怪とは言え年頃の娘さんがいると大変ですね、お父さん。』
狸父『いやまったく困ったもんですな、先生。』
狸娘『お母さん、あの二人なんで仲良くなってるの?』
狸母『なんかよく分からないんだけど、戦ってる間に気が合ったみたいねぇ。』
最終回とは言っても、なんとなく連作にした程度で物語というほどでもなかったわけですが、次回「たぬき親父のいけない恋」では壮大なストーリー展開を… 誰も期待してない?
江戸川画爛の江戸浮世風絵図 – 妖怪、忍者、侍 etc.
狐先生『妖怪とは言え年頃の娘さんがいると大変ですね、お父さん。』
狸父『いやまったく困ったもんですな、先生。』
狸娘『お母さん、あの二人なんで仲良くなってるの?』
狸母『なんかよく分からないんだけど、戦ってる間に気が合ったみたいねぇ。』
最終回とは言っても、なんとなく連作にした程度で物語というほどでもなかったわけですが、次回「たぬき親父のいけない恋」では壮大なストーリー展開を… 誰も期待してない?
父『よくもうちの娘をたぶらかしてくれたな!こうなったらこちらも、ぽんぽこぽぽぽんの最強戦闘モードで変身!』
娘『お父さんまたたまたまが!だからいやなの狸のおとこは!』
最強戦闘モードとは言っても、こんな姿で戦えるのでしょうか?
いやまてよ、狸の金玉は八畳敷きと聞いたことがある。これで相手をぐるぐる巻きにして…
ともかく、次回は最終回にしましょう。
娘『お父さんお母さん、なんで狸が人間を好きになっちゃいけないの?』
父『まさかおまえ人間と… どこのどいつだゆるさん!』
娘『違うの、私、片思いなの… 』
父『…そうか、とりあえずどんな人間か父さんが見てこよう。まあ人間なんかに惚れてもろくなことにはならんがな、…なあ母さん。』
母『あんたこどもの前で余計なことを言うんじゃないよ。』
このあとどんな展開にしたらいいでしょうか?(笑)
狸娘 『お母さん、どうして人間を好きになっちゃいけないの?』
狸『… … 』
狸娘『あらいけない、これはただの狸さんだったわ。親を間違えるだなんて… これが恋の病というものかしら。』
かなりの重症ですが、さてこのあとどうなるのでしょうか?
… これから考えます。
『(ああ先生、あなたはどうして先生なの?そして 私はどうして狸なのかしら。先生… 先生…それは先生… )』
今日の線はほぼ全て完美王極細筆ペン一本で。これくらいの大きさの絵なら今後もこれでいこう。
昨日はエヒメ紙工白ケント紙で今日の紙は日本製紙上質紙135キロ。
『(だめよ!だめだめ、人間に惚れちゃだめ!)』
このあとどうしようかな?
今回は顔の中を0.1ミリのペン、それ以外を極細筆ペン(美文字ペン)で描いてみました。
このあたり、試行錯誤状態でなかなか決まらず。
前回の狸はほとんどの線が極細筆ペン(完美王)でした。
美文字ペンの極細は筆ペンといってもサインペンに近い感じ、完美王は極細といってもとても柔らかく気を抜くと線がかなり太くなることもあります。
まあどちらにしても使いこなすしかないかな。
狸のお姉さん、最近字を習い始めてなかなか上達してきました。
人間 『どうかしました?』
妖怪 『この茶釜を見ていたら気持ちが、何というか… 』
人間 『気持ちがどうなるんです?』
妖怪 『そうですね… 気持ちがぶんぶくします。』
人間 『ぶんぶく? 面白いことを言う方ねぇ。その頭の葉っぱも面白いけど。』
人間を観察し変身術に磨きをかけるため、お茶を習い始めた狸娘でした。
今日は線を筆ではなく0.1ミリのペンで描いてみました。扱いやすい反面、やはり迫力はなくなりますね。まあ0.1ミリと言っても少し使うとすぐ0.3ミリくらいになりますが。
さあ明日はまた筆で描きましょう。
あっ、狸娘の帯の後ろ側、色塗るの忘れた。
『おじさん、きつねうどんくださいな。』
『悪いねお姉さん、今日はたぬきそばしかないんだよ。』
・・・
『あら、これ意外においしいのね。』
『そりゃどうも。』
番頭さーん変身が解けてますよ!
あとになって訂正したい箇所をいくつも見つけたりしますが、雰囲気としてはいいかな。
いずれトレースして背景と組み合わせてみましょう。
日本橋越後屋前か、品川宿あたりで。