日本にも古代ギリシャのメドゥーサのような妖怪がいたんですね。二口女(ふたくちおんな)という妖怪で後頭部にも口があります。
古い資料では蛇が食べ物を加えて後ろの口に運ぶ様子が描かれていますが、今日は無理を言って煙草を吸ってもらいました。
この絵はインスタグラムでなかなか人気があるようです。
江戸川画爛の江戸浮世風絵図 – 妖怪、忍者、侍 etc.
日本にも古代ギリシャのメドゥーサのような妖怪がいたんですね。二口女(ふたくちおんな)という妖怪で後頭部にも口があります。
古い資料では蛇が食べ物を加えて後ろの口に運ぶ様子が描かれていますが、今日は無理を言って煙草を吸ってもらいました。
この絵はインスタグラムでなかなか人気があるようです。
猫『これは犬神の親分。ひとの(猫の)縄張りで何なさってるんで?』
犬『これは猫又一家の… なあに天下の往来ただの通りすがり、気にしなさんな。』
猫『(いい女つれてやがるぜちくしょう!誰なんだいったい)』
この女の目つきは何だろうか。人か妖怪か?猫に恨み?いや実はむかし猫又親分に捨てられた子猫?
またここからストーリーが始まりそうな予感。
海外の方から『”What is the name to the Yokai? ^^』とコメントいただきました。調べてみるとウィキペディアの英語版に”Jorogumo”という紹介ページがあったので、『This youkai’s name is “Jorogumo”.』と答えておきました。
さて日本語ですが、調べると妖怪では「女郎蜘蛛」を「絡新婦」と書くのが普通のようなのですが、ちょっと分かりづらいというか自分でも読めないので今回は「女郎蜘蛛」を使いました。
これは鬼揚羽という名の妖怪です。ザギトワさんではありません。
そうか!
オリジナルの妖怪を増やせばネタが切れることはないな。
よしよし。
最近ひとり言が多くなってきた…
『ほら、ちゃんと傘を開かないと傷が治せないでしょ!』
『でも、なんか恥ずかしくて… 』
この絵に『いままで開いた姿を考えたこともなかったですがすごく気になってきました…』という嬉しいコメントをいただきました。
実は描いていて同じことを思い、小僧さんを赤面させた上で第一コメントを書きました。
おそらく足があるからお尻もあるだろうと思いますし、小僧というくらいで男の子ですから、付いているべきものも付いているはずですが、これは今のところ描く気にありませんので皆さんどうぞ想像してお楽しみくださいませ。
それからタイトルの一部を”KARAKASAKOZO”としましたが、実はこれインスタグラムのタグにあるんです。少ない件数ですが海外での知名度もあるようですね。
『静かに。もうすぐ出てくるみたいよ。』
よく考えると『違う!』ということがよくあって、この場合だと、さなぎの上に空間が無いと羽化が出来ないのを忘れて描いていたりします。
こういうときはいつも、まあ妖怪だからいいか、と思うようにしています。妖怪って、なんていい題材なんでしょうか。(反省なし)
この二人の絵は二作目、これもシリーズ化になりそう。
シリーズタイトルを決めなくては…
散歩シリーズ?は他にあったな。犬の散歩?なんか普通すぎる。子犬との奇妙な散歩?奇天烈散歩、奇想天外散歩…あとで考えよう。
とりあえず「何のさなぎ?」にしておこう。
タイトル通り3作目ですが、とかげ?じゃないと思い始めています…。
が、このシリーズは好きなのできっとこれからも続きます。
なんのこっちゃ。
鯰『まったく人使い(鯰使い)の荒い女(妖怪)だ。』
浮世絵でもよく出てくる鯰、昔は今よりも身近な魚だったのでしょう。
初めての鯰は描いてみると何とも面白いのでまたそのうち描くことにしよう。
鯨『まったく人使い(鯨使い)の荒い女(妖怪)だ。』
イルカに乗った少年よりも強気な彼女には鯨も少し迷惑している様子。
いつか国芳先生のような波を描いてみたい。
かまいたちの娘が人間に変身してみたら思いのほか上手く化けられたので満足げな様子、という無理な設定でどうでしょう…。