太郎『なあ亀きち…もう僕を陸に戻してくれないか。この通りだ。』
亀きち『おまえの気持ちもわかるよ浦島。実はな、あの乙姫はずっとむかしは陸に住んでたんだよ。でもやたら悪さばかりするから神仏の怒りを買って海の底へ追いやられた…そういう古い妖怪なんだ。』
太郎『えっ、妖怪だって?そうだったのか!』
亀きち『俺だって好きでここにいるわけじゃないんだよ浦島。あいつに逆らうとひどい目にあうから… 俺の友達なんかあいつに逆らって甲羅をはがされて、代わりに大きなタコをくっつけられたんだ。その辺にいる人魚たちだって、もとは陸にいた村の人たちなんだけど乙姫が面白がってあんな風にしてしまったんだよ。』
太郎『なんてひどいことを!』
亀きち『わかったよ浦島、今夜こっそり陸に帰してやるよ。乙姫にはあとでテキトーに話しておくから。(浦島もそろそろ限界か… 城内の修理もほとんど終わったし帰してやるか)』
太郎『本当か亀きち!ありがとう!』
亀きち『こら静かに…乙姫に悟られたら終わりだぞ。』
さあいよいよ脱出だ!
どういう風に描こうか、ここ一番迷うところかな?
簡単に描こうと思えばできるし、難しく描こうと思えばそれもできる。
うーん、少し悩もう。