からすの長男 KARASU

からすの長男 KARASU

昨日に引き続きからすです。

こちらは長男、名前は黒太とでもしましょうか。

昨日描いたのが母ということにすると、あと兄弟で描いていないのは次女、三女、次男。

まあ、いずれ描きましょう。

再会2 NEKOMATA&KARASU

再会2 NEKOMATA&KARASU1

再会2 NEKOMATA&KARASU2

師匠『あら、この怪獣あなたの?』

女の子『はい、散歩の途中ではぐれちゃって…チビがたいへんお世話になりました。あのあたし、からすの黒倭といいます。』

師匠『からす…さん?』

女の子『はい、そちらの猫さんと同じ妖怪です。』

師匠『あらそう、それはどうも… 』

からす、ですのでもちろん兄弟は七羽いまして、黒倭は一番年下の女の子です。

これまでからすは三羽登場していますが、残りの四羽もいずれ出てきたら楽しいぞ。

再会 NEKOMATA&KARASU

再会 NEKOMATA1
『ちび!』

再会 NEKOMATA2

散歩の途中ではぐれたペットの「ちび」と再会することができました。

以前から「散歩」というカテゴリーで何回か出ているコンビです。

実はこの子はからすの末っ子ということにしたいなと思っていたのですが、着物が白だった…

それでもいいかな?😁

妖怪からす 角の怪9 KARASU

妖怪からす 角の怪9 KARASU1
ノリカ『ちょうど地獄からの迎えが来たようだわ。』

黒亜『ずいぶん立派なお迎えね。』

ノリカ『実はね、帰ったらあたしお見合いなのよ。

閻魔さまの紹介で。』

黒亜『そう言えばあんた 閻魔さまの遠縁だったわね。』

妖怪からす 角の怪9 KARASU2

妖怪からす 角の怪9 KARASU4
ノリカ『じゃあね黒亜、いつまでも… 』

妖怪からす 角の怪9 KARASU4

妖怪からす 角の怪9 KARASU5

鬼の話はあす最終回になります。

妖怪からす 角の怪8 KARASU

妖怪からす 角の怪8 KARASU1

妖怪からす 角の怪8 KARASU2

妖怪からす 角の怪8 KARASU3
からす姉(黒亜)『だからやめろって言ったのに… いまのノリカじゃ、巨大化変身なんかしたら腰巻き一枚分の妖力も残らないんだから。』

妖怪からす 角の怪8 KARASU4

妖怪からす 角の怪8 KARASU5

妖怪からす 角の怪8 KARASU6

妖怪からす 角の怪8 KARASU7

妖怪からす 角の怪8 KARASU8

妖怪からす 角の怪8 KARASU9

妖怪からす 角の怪8 KARASU10
ノリカ『さあ、もう大仏殿に戻ってくださいな。(仏とは言っても煩悩はあるのね… )』

この話はあと二回で終わりですが、クライマックスだけあってコメント数も過去最高になりました。🙏

今回のテーマは女の友情だなあ…

と、描いている人が今頃気づいたようです 笑。

妖怪からす 角の怪6 KARASU

妖怪からす 角の怪6 KARASU1
ノリカ『ツノキチ… なにも上野の大仏さまにまでツノを付けることはなかったわ。それにしても、ほかはもうみんな妖力が切れてツノが取れているのに大仏さまだけどうしたのかしら。』

妖怪からす 角の怪6 KARASU2
からす妹『これじゃ江戸の町がめちゃくちゃになっちゃう。ノリカさーん!どうやったらこのツノ取れるのー?』

ノリカ『ツノのいちばん先を強く叩けば取れると思うわ!』

からす妹『わかったやってみる!』

妖怪からす 角の怪6 KARASU3

妖怪からす 角の怪6 KARASU4

妖怪からす 角の怪5 KARASU

妖怪からす 角の怪5 KARASU1
からす姉『なぜこんなことをしたか言いなさいよ!理由によってはただじゃおかないわよノリカ!』

からす妹『(ノリカ? 鬼ノリカ!)』

妖怪からす 角の怪5 KARASU2
鬼『へえ…でも私と喧嘩して勝ったことがあったかしら? だいたいカラスと鬼が喧嘩してどっちが勝つかなんて、人間の子供でもわかりそうなことよねぇ。』

妖怪からす 角の怪5 KARASU3
姉『昔のあんたならね。』

鬼『… なんだって?』

姉『今のノリカは妖気がかなり弱くなってる。病気?じゃなければ大量のツノを作るのに妖気を使いすぎたってとこかしら?』

鬼『なんだお見通しか… あたしね、地獄に戻ることになったの。』

妹『(地獄のノリカ!)』

妖怪からす 角の怪5 KARASU4
鬼『親がえん魔さまに泣きついてあたしを探させてたんだって、100年もかけてこんな家出娘をだよ… それでこのあいだとうとう見つかって… まあ体に合わない地上にも疲れてたし、ちょうど年貢の納め時かなって。そしたら地獄に戻るまで時間がもうなくて、黒亜、あんたの居場所がわからなくなってたことに気づいて… 』

姉『え?まさかあんた、私を呼び出すために江戸中のいろんな物にツノをくっつけたの?』

鬼『…でもそれはもう大丈夫、今ごろツノはみんな取れてるはずだから。』

ひとだま『大変です!ノリカさま!』

鬼『どうしたのツノキチ、そんなにあわてて… 』

ずいぶん長いキャプションになってしまいました。特に海外の方すみません、って日本語で書いてもわからないか…😆

妖怪からす 角の怪2 KARASU

妖怪からす 角の怪2 KARASU1
からす妹『ちょっと姉さん!』

妖怪からす 角の怪2 KARASU2
からす姉『なんだい騒々しいねえ、 言っとくけど今度のツノの件はあたしじゃないよ。』

妹『え?』

妖怪からす 角の怪2 KARASU3
姉『あたしも困ってるのさ、見てよこれ… さほど悪さはしないみたいだけど、ぜんぜん言うことを聞かなくなっちまったよ。』

妖怪からす 角の怪2 KARASU4
妹『姉さんが人間たちを困らせるためにやったんじゃなかったんだ。(いつも似たようなことしてるけど… ) 』

姉『まぁこんないたずら誰の仕業か想像はつくけど… それにしても何でいまこんなことをしたのかしらね… よし、出かけるよ!』

※だるまとこけしはお姉さんの召使いです。