からす姉『なぜこんなことをしたか言いなさいよ!理由によってはただじゃおかないわよノリカ!』
からす妹『(ノリカ? 鬼ノリカ!)』
鬼『へえ…でも私と喧嘩して勝ったことがあったかしら? だいたいカラスと鬼が喧嘩してどっちが勝つかなんて、人間の子供でもわかりそうなことよねぇ。』
姉『昔のあんたならね。』
鬼『… なんだって?』
姉『今のノリカは妖気がかなり弱くなってる。病気?じゃなければ大量のツノを作るのに妖気を使いすぎたってとこかしら?』
鬼『なんだお見通しか… あたしね、地獄に戻ることになったの。』
妹『(地獄のノリカ!)』
鬼『親がえん魔さまに泣きついてあたしを探させてたんだって、100年もかけてこんな家出娘をだよ… それでこのあいだとうとう見つかって… まあ体に合わない地上にも疲れてたし、ちょうど年貢の納め時かなって。そしたら地獄に戻るまで時間がもうなくて、黒亜、あんたの居場所がわからなくなってたことに気づいて… 』
姉『え?まさかあんた、私を呼び出すために江戸中のいろんな物にツノをくっつけたの?』
鬼『…でもそれはもう大丈夫、今ごろツノはみんな取れてるはずだから。』
ひとだま『大変です!ノリカさま!』
鬼『どうしたのツノキチ、そんなにあわてて… 』
ずいぶん長いキャプションになってしまいました。特に海外の方すみません、って日本語で書いてもわからないか…😆