お玉の母と蕎麦屋 KITSUNE

お玉の母と蕎麦屋 KITSUNE1

お玉の母と蕎麦屋 KITSUNE2

お玉母『今日は遅かったじゃないの。』

おやじ『すまねぇです奥さん。えーと、今日もいつものきつねで?』

人間の前では耳や化粧を消して正体を隠すお玉の母であったが、この蕎麦屋の親父はもしかすると狸ではないだろうかと、前からいつも気になっているのである。