幽霊A『この季節は騒がしくて飛びづらいのよね。別にぶつかりはしないけど… 』
燕が描きたくなったのですが、燕だけでは寂しいので明るいうちから友人たちにも出演をお願いしました。(笑)
今年は巣作りから巣立ちまでずっと近くで観察することができました。
この鳥は古くから人間とうまく共存して外敵から身を守るというふうに進化をしてきましたが、数十センチまで近づいてもまったく逃げないのには本当に驚きます。巣立ちをしたばかりの子供がそうなんですから、間違いなくDNAに人間への対応が組み込まれています。
そして、こちらもわざと知らんぷりする、のも私のDNAに燕への対応が組み込まれているのだろうか?(笑)と考え、静かに楽しんでいます。
でも本当に私が思う以上に、燕への対応が内側で出来ている。なんて不思議なんだろうか!なんとなくだけど、知識からくるものではないような気がする。
もし、これがメジロやウグイスなら… どうする?
スマホで写真取ったり、手を近づけたりするかもしれない。
燕だから、静かに、知らんぷり。
自分でも気づかない種としての無意識が交流する世界、あるんじゃないかと思う。
この世界、興味は尽きない。