乙姫『どうだい?釣れそうかい太郎ちゃん。もうそろそろお昼にする?』
太郎『ああ、もう少しだよ乙。』
亀きち『ええーっ!考えられない…あの二人がうまくやってたなんて。海も不思議なところだけど、陸もなんかすごいな… 』
ふと亀きちのことを思い出したので描いてみました😁👍
続きはありません。
最近物語りを描かなくなっています。
今はそんな季節(時期、状態)かな。
江戸川画爛の江戸浮世風絵図 – 妖怪、忍者、侍 etc.
乙姫『どうだい?釣れそうかい太郎ちゃん。もうそろそろお昼にする?』
太郎『ああ、もう少しだよ乙。』
亀きち『ええーっ!考えられない…あの二人がうまくやってたなんて。海も不思議なところだけど、陸もなんかすごいな… 』
ふと亀きちのことを思い出したので描いてみました😁👍
続きはありません。
最近物語りを描かなくなっています。
今はそんな季節(時期、状態)かな。
今日はセリフありませんよ!
明日で終わりかな?
黒兵衛『乙!おまえたしか悪さが過ぎて海の底へ追いやられたんじゃなかったのか⁉︎ 』
乙姫『(こんなに髪を乱しやがって!相変わらず無神経だよこの男)もうずいぶんと時間が経ったからねえ… 百年だよ、神も仏もあたしのことなんか忘れちまったさ黒兵衛。
第一いまのあたしは悪さなんかしちゃいないつもりだよ。人間の生気をちょっとずついただいてるだけだもの、これは鬼なんだから当たり前のことじゃないか。あんただって鬼が魚や味噌だけで生きていけると思ってるわけじゃないだろ。
人を喰らわないだけ昔よりましだろうさ。それにいまは太郎ちゃんという人間の旦那と仲よく暮らしているんだ、悪いけど邪魔しないでおくれよ黒兵衛…頼むからさ… ってよく考えたら、あんただってそれはそれは古い妖怪じゃないか!昔はさんざん人間とやり合ってたくせに、よく人(鬼)のことが言えたもんだね。』
黒葉『そうなの?お父さん!』
黒兵衛『…とにかくもうこんなことはやめるんだ。乙、いまはこの江戸の人間と妖怪を守るのが俺の仕事なんだ。』
乙姫『フッ…おやおや…あたしも歳をとって変わったとは思うけど、あんたもずいぶん変わっちまったねえ黒兵衛… 腹が出ただけじゃなくてさあ。』
黒葉『ププッ…(よく知ってる!)』
乙姫『まあこうなりゃ仕方がない、妖怪同士だ、やり合うしかないよねえ。でも、お互い歳をとったとは言っても鬼と烏だ、どう考えたって覚悟するのはそっちだよ黒兵衛!』
さあそろそろクライマックスです😊
最後の猫はストーリーとは関係ありません(念のため😆)
明日は今日と逆でセリフはほとんど無し、戦いのシーンになりますね。
乙姫『太郎ちゃん、こんな時間までどこをほっつき歩いてたんだい!市場へはちゃんと行って来たのかい? まさか今日も魚が釣れなかったなんて言わないだろうね(いけないいけない、またちょっと言い過ぎたか)… すぐご飯にするよ。』
黒兵衛『(間違いない、この辺りの妙な妖気はあの女からだ。鬼? 太郎さんの言ってることも嘘ではないかもしれないな。町の一件もあの女が関わることなんだろうか… )』
乙姫『ん? なんだいさっきから、いやなからすだね… 』
乙姫『じゃあ太郎ちゃん、今夜もちょっとばかし出かけてくるから。』
黒兵衛『(このあたりか… ん?あれは)』
黒兵衛『しばらくだったね太郎さん。どうしたんだい? 元気がなさそうに見えるけど。』
浦島太郎『ああ、薬売りの黒兵衛さん… 』
黒兵衛『どこか悪いのかい?教えてくれたらなにか薬を出すよ。』
太郎『いえ、大丈夫です。』
黒兵衛『そうか… そういや、噂で聞いたんだけど近ごろ嫁さんを貰ったらしいね。おめでとう太郎さん。
太郎『はあ、どうも… 』
とてもきれいな嫁さんだそうじゃないか、なのになんでそんなに浮かない顔なんだい?』
太郎『…それが、うちの…うちの嫁、鬼なんです。』
黒兵衛『鬼?ははは、なんだもう尻に敷かれてるのか。しっかりしなよ太郎さん。』
黒兵衛『そうだ… この胃薬はお祝いの代わりだ、取っといてくれ。』
太郎『ありがと… あれ? 黒兵衛さん?』
乙姫『ああやっぱり陸はいいねえ!また昔みたいにひと暴れしたくなってくるよ。ふふふ… 確かに亀きちの言うとおり、 太郎ちゃんと一緒なら陸でまたうまくやっていけそうな気がするよ。』
乙姫『よろしくね太郎ち…あら、あたしのおしろいかぶって髪がまっ白じゃないの。太郎ちゃんまだ若いのにおじいさんみたいよ。ほっほほほほ…ふぁっはははは!』
太郎『亀きち… 』
亀きち『( もう箱を開けたのか…もう少し賢いと思ってたけど、だめだな浦島。少しかわいそうなことをしたか…でも海の中はこれでしばらく平和になる。…がんばれよ浦島)』
ある意味ハッピーエンドでしょ?だめ?😁
太郎ならなんとかなるよ!
がんばれ太郎!😊
今回は描いていてけっこう面白かった。またこんな感じの描いてみよう。
最後、太郎がかわいそうってコメント、何人かあったな…😆
がんばれ太郎~!
太郎『やっぱり陸はいいなあ…ありがとう亀きち、お土産までもらって。』
亀きち『浦島、大きい声じゃ言えないけどよく聞けよ … それ、開けない方がいいぞ』
太郎『え?』
亀きち『つまり、俺なら絶対開けないっていうことだ。わかるよな浦島』
太郎『あ?ああ…じゃあ、ありがとう亀きち。(なんだか気味が悪いな、これあとで捨てようかな…亀きちが見えなくなったら…)』
『ああっ!』
さあ明日で最終回です。
コメントからするとハッピーエンドを望む方が多いようです。
まだ、結末は確定していませんが、
こういうとき困るなあ…😆
ハッピーエンドか…
無理!
セリフなしで脱出させました。
あと二回で終わる予定です。
最後はちょっとドタバタかな😁
太郎『なあ亀きち…もう僕を陸に戻してくれないか。この通りだ。』
亀きち『おまえの気持ちもわかるよ浦島。実はな、あの乙姫はずっとむかしは陸に住んでたんだよ。でもやたら悪さばかりするから神仏の怒りを買って海の底へ追いやられた…そういう古い妖怪なんだ。』
太郎『えっ、妖怪だって?そうだったのか!』
亀きち『俺だって好きでここにいるわけじゃないんだよ浦島。あいつに逆らうとひどい目にあうから… 俺の友達なんかあいつに逆らって甲羅をはがされて、代わりに大きなタコをくっつけられたんだ。その辺にいる人魚たちだって、もとは陸にいた村の人たちなんだけど乙姫が面白がってあんな風にしてしまったんだよ。』
太郎『なんてひどいことを!』
亀きち『わかったよ浦島、今夜こっそり陸に帰してやるよ。乙姫にはあとでテキトーに話しておくから。(浦島もそろそろ限界か… 城内の修理もほとんど終わったし帰してやるか)』
太郎『本当か亀きち!ありがとう!』
亀きち『こら静かに…乙姫に悟られたら終わりだぞ。』
さあいよいよ脱出だ!
どういう風に描こうか、ここ一番迷うところかな?
簡単に描こうと思えばできるし、難しく描こうと思えばそれもできる。
うーん、少し悩もう。
乙姫『あら太郎ちゃん、よく働いてくれているようねえ。何かご褒美あげなくちゃいけないかしら。そうね…食べたいものがあったらなんでも言っていいわよ。鯛でも鮃でも、なんなら亀でもいいのよ。ふぉほほほほ。』
太郎&亀きち『…』
乙姫『そうだ、こんど私の部屋に遊びにこない? … 太郎ちゃん。ふふふ。』
よし、だんだんホラーになってきたぞ😁