MONSTER2020 発売のお知らせ

毎年参加させていただいておりますイラスト集「MONSTER」の2020年度版が今月末に発売になります。

今回は見開きで2作品参加することにしました。「幼き龍を抱く女」と「龍親子図」です。

これまでの参加は二回でどちらもIllustratorというソフトで制作したものでしたが、今回「幼き龍を抱く女」は筆ペン画をパソコンに取り込んでPhotoshopで加工、また「龍親子図」はIllustratorで作成したものをさらにPhotoshopで加工しました。

まだPhotoshop始めたばかりの頃の作品なので今作ったらもう少し良いものが出来たかもしれないとも思いますが、それでもまあ気に入っています。

次からは隔年での発行らしいので、2022年に参加することになります。お誘いがあればの話ですが😆

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P22 EDOGAWA GALAN

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P23 EDOGAWA GALAN

江戸川画爛の簡単な幸福論

おしづ改

脳、

脳は、刺激を与えれば与えるほど、その部分の細胞が太くなり、ますます電気が通りやすくなるという性質がある。

これは、

考えれば考えるほどその考えが強くなる、ということでもある。

ここで重要なのは、これが「良い」「悪い」や「好き」「嫌い」と言ったような考える《内容》とは全く関係がない、ということ。実は幸せになりたい人にとってこれ以上に重要な事実はないと考えている。

(忘れようと思うほど忘れられなくなるのはこの理屈による)

つまり幸福に関して言えば、

自ら幸せと認識する事柄を多く見ようとするなら、幸せは増大し、自ら不幸と認識する事柄を多く見ようとすると、不幸は増大する。

簡単に言うとそういうことだ。(簡単すぎるだろ)

雨が降ったときに、雨粒が傘やカッパに当たる音が心地よいと思うか、それとも雨が降ったというだけで『雨なんか降りやがって!』と不機嫌になるか。

さっきのあいつの態度はなんだ!と何日も腹立たしく思い続けるか、まあそんなこともあるか、とすぐに切り替えるか。

日常のどこにでも幸福や不幸の要素はある。不幸の要素を排除(「停止」というイメージに近い)し、幸福の要素を採用する。

そうは言っても、嫌なやつのことや昔の忘れたい思い出… あるよね…

そんな事が自然に頭に浮かんだりもするのだから仕方がない、と思う人もいるだろう。

たしかに望んでもいない嫌なことが突然頭に浮かんでしまうことは誰にでもあるだろうし、そんなこと考えるのはよそうと思っていたのにまた出てきてしまうということもあると思う。

頭に浮かぶこと自体を阻止することは不可能だ。そしてその事実を否定はできない(してはいけない)。しかしそのあと、その(頭に浮かんだという)事実に刺激を与えてそれを(頭の中で)増大させるか、(頭に浮かんだという)事実を事実として認めて(👈ここ重要)そこで終わりにさせる(さっき「停止」と言いました)か、幸福を考えるにはそこが重要な分かれ目だ。そして、これ(終わりにさせる)には技術がいる。

残念ながら、具体的なところはなかなか説明が難しい。理屈は冒頭で言ったのであとは自分なりに考えてみてほしい。 試してほしい。(ちょっと不親切?)

その技術を磨くと同時に、心地良かったことや心地悪かったこと、について自分の思いをよく観察し分析することも大切だ。

そして、次に同じことが起きた時にそれを制御できる準備をしておく。継続、増幅かあるいは停止か。無理に消去しようとするとかえって増幅してしまう可能性があるので注意しよう。

そして最終的にはそれを自動化する。

これを繰り返していくと、嫌なことがあまり頭に浮かばなくなるという豪華なおまけも付いてくる。頭の中の回路の使用頻度が変わり、結果、思考の優先順位が変わってくるからだろう。

幸せの形…思いは人それぞれだ。それは時代や場所、その人の育った環境でも変わってくる。

妖怪からす三女黒菜(color) KARASU

だが、どんな人であっても、自らの思考を制御することが幸せにつながる、ということに変わりはない。

私が考える「幸福」、

自らを自然に心地よい方へ制御できる状態にあるとき、その人は「幸福な状態」と言える。そして人は意志と努力によって、自らをそのように制御する技を得ることができる。

結論、

幸福とは探すものではなく、たまたま出会うものでもなく、誰かにもらうものでもない。

幸福とは、

自らの意思で常に身に纏うもの、である。

(カッコいい!)

以上、こんな文章をいつか投稿しようと思っていたのですが、昨日「新型コロナウイルスで突然死が多発」というニュースを耳にして投稿することにしました。

いつ死んでもいいようにしておこう。

令和二年四月二十三日

江戸川 画爛

画爛語録を掲載しました(2020/04/26)。お暇ならこちらもどうぞ。

「令和」発表記念(color) REIWA

筆ペン画をデジタルする手順

※久々に読んだら、今(5/23)とは違うようなのでまた今度まとめようかなと思います。ちょっと進化してますよ😊

※もう古くなっているので参考にしないでください。(2021/5/30)

はじめに

保存済みの筆ペン画の画像を貼りつけたらサイズ調整と色調補正を行う。色調補正は筆ペン画を撮影した際に黄色っぽくなった紙の色を白くするため(必要なとき)。色の置き換えツールでも良いし、オプションバーから「イメージ」→「色調補正」を選んでも良い。また撮影の状態によっては撮影やスキャンをし直したた方が良い場合も考えられる。

各部品(と呼ぶことにする)の作成

①部品を切り取りマスクレイヤーを作成。切り取りはCtrl+R「選択範囲とマスク」を使う。レイヤーモードは「通常」
②①の部品原画(レイヤーと呼ぶことにする)をCtrl+Jでそのままコピーする。
ここで次へいく前に、目立つ背景色のレイヤーを下にセットして切り取りの通り抜けが無いか確認する。
切り取るときは下の部品を上の部品にに重ねるようにすると良い。
③②の基本彩色(レイヤーと呼ぶことにする)を「乗算」にした上で全て消去。(最初はなぜか白く塗りつぶしていた)
④③で加工した基本彩色レイヤーを彩色。☆このレイヤーの彩色は基本色を不透明度100%か、あるいはワンストロークで塗る、または塗りつぶしツールで塗る。浮世絵風の感じを出すため。
⑤その上にさらにもう何枚かレイヤーを重ねて彩色。これはマスクレイヤーを使わない。彩色によってレイヤーモードも変えてみる。影や頬紅、着物の柄、なんでも名前を付けて追加、これを追加彩色レイヤーと呼ぶことにしよう。マスクの修正が大変になることも考えられるので、マスクレイヤーではなく必要なら選択範囲をマスクから選択範囲だけもらう(「選択範囲とマスク」で出力を選択範囲にして新たにレイヤーを作成)。そこまでしなくても消しゴムを使用しながら彩色しても良いとも思う。ここは技術を高めれば良いだけだ。

レイヤー

切り取りの修正

部品原画はCtrl+R「選択範囲とマスク」で行う。基本彩色レイヤーは連動できないので必要時は同じく「選択範囲とマスク」で修正することになる。(この部分は重要なのでもう一度確認しよう)

いったん連携を外して部品原画を修正その後マスクを修正すれば良いのか?その後、基本彩色レイヤーも同じ手順。(この部分は重要なのでもう一度確認しよう)
↓ 
重なっている輪郭を狭めるにしても広げるにしても、やはり修正は手間がかかる。最初に原画をしっかり修正しておくことが大切だ。何枚か描いてそう思った。

そのほか

◇ 基本彩色レイヤーを彩色した後さらにコピーすると深みが出る。不透明度を調整して使用。良い色が出来たら下のレイヤーと結合。
◇ 複雑な絵なら部品ごとにレイヤーをグループ化すると良いだろう。
◇ 仕上げは全体に調整レイヤーを使ってみる。色相、トーンカーブのふたつ。

筆ペン画をデジタルにする手順の覚書

筆ペンで描いた絵をデジタルで加工する際の方法について、簡単な画像を使って学習していこう。

今日描いたおしづの絵の描き方がめちゃくちゃだったので。これ↓
おしづと犬(color)OSHIZU

球体と手すり、川、地面などをレイヤーで分けて、それぞれを他のレイヤーに影響を受けずに色を着けたい。

筆ペン画をデジタルにする手順の覚書

《切り取り》

オブジェクト選択ツールを先に使い、次にクイック選択ツールを使うと早く正確に出来る。この際、線も含めるようにする。ここではみ出している部分は消しゴムを使って整える。

※[メモ]オプションバーの[境界線を調整]を使うと細かいエッジの調整ができるようだ。あとでやってみよう。
※[メモ]「境界線調整ブラシツール」?そんなのあるのか?

選択エリアを確定してCtrl+Jでコピーを二つ作成し、下のレイヤーは(一番上のレイヤーの不透明度を変えた時)更にその下のレイヤーが映り込まないように白100%で塗る。これはあとで調整でも使えると思う。(ただの思いつきだけどいいかも)
※これ(白100%レイヤー)は必要な時だけの話。

変更。あとでまた、別ページでまとめよう。

あとで選択範囲の修正を行うことを考えればマスクを使った方がいいと思うが、実際やってみるとそこまでしなくてもという気がする。線はあとで書き足せるし。要はめんどくさそうだということだ 笑。

※[メモ]原画を乗算二回コピーすると黒髪がいい色になる。髪に限らず深みが出る。逆にソフトライトX2やほかのモードも効果に深みが出るので、これは使える。

《着色》

各部品レイヤーの描画モードは乗算、不透明度は100%のまま、ブラシを通常で不透明度を100%、流量100%で塗ってみよう(これは本塗、浮世絵モード 笑)。この上に描画調整用のレイヤーを作ってさらに描き込む。

《線の色だけを変える》

選択範囲(S)> 色域指定(C)> で線色をスポイトで指定し、許容量を変えて選択し選択範囲ができるので、レイヤー > 新規調整レイヤー > 色相・彩度、これで調整できる。

筆ペン画をデジタルにする手順の覚書

線の色だけでなくこれはいろいろと応用が出来そうだ。

または、選択範囲を塗りつぶす。これの方が簡単かな。でも微妙なグラデーションも消えるか。線ははっきりしていいような気もするし今後場合によって使い分けてみよう。

photoshop(21.1) 新バージョンの不具合

photoshop(21.1)にバージョンアップしたところ以下のような不具合が発生した。

→ブラシで描画すると高い確率で描き終わった点から左上に長い線が自動的に引かれる。

バグのようだ。ひどいときは連続でこの現象が起きるので使用に耐えられず、バージョンを一つ戻したところ(21.0.3)正常に。

環境によっては以前から起きることもあったようだが、環境設定をいろいろいじっても改善されないのでとりあえずこのまま使い次のアップデートを待って再インストールしようと思う。

環境設定→パフォーマンスの「従来の合成エンジン」にチェックを入れるとよいというような記事もあったが改善されなかった。また、同じく「キャッシュレベル」や「グラフィックプロセッサの設定」を変えてみたがこれも効果はなかった。

このバグを考えなければとても使いよさを感じていたので早く修正してほしいものだと思う。

2/28追記↓

アップデートの知らせが来たので、最新版をインストールしてみたら問題が解決されていた。意外に早かった。

タグ一覧を廃止しました

見やすくしようと考えてタグをつけて付けていた(つもりだった)ものの、振り返って投稿一覧を見ると、忘れていたり、同じような内容でも一方が付けていて一方は無し、または「その他」タグだったりとちょっと収拾がつかない感じになっていました。

tag

もう一度タグを付けなおすかどうか考えていましたが、今回サブカテゴリーというものを使い、今後タグを廃止することにしました。SEO的にもその方が良いようです。

あるテーマに沿ったものをそれぞれのサブカテゴリーに入れ、それ以外は何も設定しない「さまざまなイラスト」という意味合いにしようと思います。

時間かかりそうですが少しずつまとめて、メニューへ追加します。(タグ一覧はすでに外しました。)

これに限らず仕事でも「その他」という便利なものは極力使わない方が良いなと思いますね。テキトーな自分がもっとテキトーになってしまうようで 笑。

誰も来ないようなこのサイトですが、最近なんとなく少しずつ訪問者が増えてきているようで、少しちゃんとしようかなと思った次第です。

インスタグラム経由で仕事の依頼

先日、インスタグラムをいつも見て頂いているというある社長さんからのご依頼でイラスト制作の仕事をさせていただきました。

ネットではアウトソーシングサイト経由での注文は何回かありますが、インスタグラムを見て絵を気に入っていただいてというのは初めてで、とても感激しました。

2017年の9月18日からインスタグラムを始めて一年と八ヶ月。おかげさまでいま現在のフォロワーさんは2,300人を超えました。

フォロワーさんはじめいろいろな方に感謝しながら、結果に立ち止まらず、テキトーにこのまま行ってみましょう。

インスタグラムのプロフィール欄に『お仕事のご依頼は…』って書いてみようかな😁

ひとりごと

『結果がすべてだ』なんて言う人がいるけど

違うと思う。

というか、この言葉には気をつけたい。

結果ばかり見ているとそこに立ち止ってしまうから、無駄が生まれるし

隙も生まれる。

まあちょっとしたお祝いだったり反省会だったりという意味合いなら、少しはいいかもしれないけど

でも、大切なのは

やり続けることだ。

常に。

大切なのはそこ。

(結果はおまかせだよ)

出た結果(良くも悪くも)に押さえつけられて身動きが取れないなら

頭から結果をぜんぶ捨ててしまおう。

あとはいつも通り進むだけ。

(それが楽しいんでしょ?でニコニコ)

※↑えーこれは酒気帯び投稿です。いつもこういうのは後で消すんですが、今回はなかなかいいこと言っているようなので残しておきます。😆

浦沢直樹「夢印」ひとめでレジへ MUJIRUSHI

浦沢直樹「夢印」ひとめでレジへ MUJIRUSHI

時間つぶしに本屋に行ったら、浦沢直樹「夢印」が置いてあり、ひと目見て一瞬でレジへ。

本屋へは最近ぜんぜん行ってなかったけど、たまには行かないとね。

一気に読むともったいから少しずつ読もう。

ちょっとしたメモ

数日前から鉛筆も筆ペンもなんというか… けっこう勝手に動くようになってきた。(と感じる)

自分で描いたはずの絵に『へぇーなるほど!』と思う自分がいる。

毎日描いていると何かしら変化が起きるようだ。

『要注意!』と左脳さんが呟く。

無視無視。(笑)

落書き